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国が約束を違えた?それとも?その1

前回は下松港がファーストポートに選定された経緯を書きました。
今回は、島津ゆきお氏の公式サイトから、これが事実なのか、率直に糺してみましょう。
彼はこう書いています。
「島津ゆきおが市長時代に心血を注いで取り組んだ構想の一つが、スーパーバルクターミナルで、徳山港を-20mまで掘り下げて、25万トン級の船が入港できる第1ポートとする計画が、島津と国との交渉で約束されていました。
今回、木村市長のもと、下松が第1ポートとなったことで国からの周南市への3000億円の事業がなくなってしまうこととなり、日本と周南市の損失は計りしれません。」(
原文まま)
まず、彼が心血を注いで取り組んだと言うスーパーバルクターミナル(大水深国際バルクターミナル)構想とは何か、その経緯を少し説明します。
それは河村市長時代(平成15年5月25日~平成19年5月24日)の平成18年8月2日、国土交通省中国地方整備局に「中国地方国際物流戦略チーム」が設置されたことから始まります。これがどういう組織なのか、設置要綱からみてみます。
先ず、第2条に組織とは「中国5県知事、物流関係団体、経済団体並びに関係行政機関等で構成」されています。
次に、第3条にその目的があります。「中国・ASEAN 等が生産拠点・販売拠点として急成長し、国内企業が調達・製造・販売拠点をアジアにシフトするなかで、わが国の経済活動を支える国際物流と国内の陸・海・空の各輸送モードが有機的に結びついた迅速、低廉でシームレスな物流ネットワークを構築すべく、関係機関相互の密接な連携により、地域の実情に応じた国際物流のボトルネックの解消と、効率的な新しい物流システムの構築をめざすものとする。」とあります。
そして、事務局は中国地方整備局におかれました。
さて、平成19年6月11日 同チームが「中国地方の産業の国際競争力強化に向けた緊急提言」を発表します。この中で
①大水深国際バルクターミナル(スーパーバルク)の拠点整備等を提言。(初めて公になり、以後の取り組みに進んでゆきます。)
②バルクターミナルの効率的運用のための公共ふ頭の長期一体貸付制度の創設。(これにより現周南バルクターミナル(徳山港)のための制度がつくられました。)
ここでのポイントとは
基礎素材型産業が集積する瀬戸内海において、官民が協力してスーパーバルクターミナルを整備、そこを拠点港として、瀬戸内海諸企業の物流コスト削減を行い、広域的に国際競争力の強化を計る。と言うことにあります。
すなわち、平成18年8月の「中国地方国際物流戦略チーム」の設置は、徳山港をスーパーバルクターミナルにしようと言う、国と周南市と企業の段取り・シナリオの一部(初期)であって、河村市長時代に仕込まれ今日に至っています。
流れ的に、このチームがスーパーバルクターミナル構想として打ち上げた時期が、たまたま島津前市長時代であったということです。心血を注いだと、おっしゃりたい気持ちも分かりますが・・。
つづく

プロフィール

かねしげはじめ

Author:かねしげはじめ
周南市議会議員3期目
(旧新南陽通算9期)

新誠会代表
企画総務委員会委員
議会運営委員会委員

連絡先
周南市米光379-5
電話 67-2303

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