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下松港がファーストポートに?

平成26年3月、徳山下松港の港湾計画が改訂*-2されました。
改訂スキームは「下松港-20m、徳山港-18m、新南陽港-14m」となり、計画上のファーストポートは下松地区です。
なぜ、下松港がファーストポートに決まったのか、結論から申し上げます。
多分お忘れでしょうが、平成23年5月30日、徳山下松港は国交省から「国際バルク戦略港湾」*-1に選定されました。
そのスキームは「下松港-20m新設、徳山港-14m護岸延長、新南陽港-12m護岸延長」です。このスキームを見て何故?と疑問に思われるでしょうが、当時は何をおいても「国際バルク戦略港湾に選定」されることが優先され、島津前市長時代に決定されたのです。
この選定に至る経緯に少し触れます。
平成21年9月、政権交代を果たした当時の民主党政権(~平成24年12月)は、これまでの港湾整備の進め方に対して、国から見て国策上どこが相応しいかではなく、全国に公募して選定する形を取りました。
山口県も国際バルク戦略港湾の公募に対応するため、平成22年3月26日、企業等を中心に「山口県のバルク港湾の今後のあり方を考える勉強会」を開催します。
勉強会において、宇部地区を入れること。ファーストポートは、下松、徳山両案を検討すること、としたが、国の選定の評価項目のなかに投資経費(効果ではない)があり、既存で水深を確保している下松地区の方が安価で、評価点が上がるということから、下松地区をファーストポートで進めることに決定(下松地区の実態経済は考慮されず)したのです。
その上で、島津前市長は「取り敢えず、国際バルク戦略港湾に選定されたほうが良い」と言う判断でしたので(周囲の疑問視する声もあった)、選定されるための行動、例えば平成22年9月4日に、当時の前原国土交通大臣を周南市入りさせ、コンビナート企業、周南バルクターミナルの視察を実施しています。
こうした経緯ですから、今になって「徳山港は、下松港のもとで2次港になった。どういうことか?」(H26.9/19全員協議会、島津議員質疑)はないと思いますが・・・。
それはさておき、今回の港湾計画改訂(平成26年3月)は、当時のスキームをもとにしています。(*-1:国交省HP *-2:山口県港湾課のHPで確認してください。)
周知の通り、「港湾計画」は港湾管理者が策定するもので、徳山下松港については山口県が港湾管理者として策定し、計画の決定権を持っています。
木村市長はこの港湾計画改訂に対し、一貫して「整備個所は実際に効果のある徳山・新南陽地区から行って欲しい。さらに、徳山港(出光、トクヤマ、ゼオン等)の水深を-20mにして頂きたい。」と、強く要望しています。
これに対して山口県は、強固に徳山-16mを進めようとしました。この背景には当時の国際バルク港湾選定時のスキームが、立ちはだかった(他にも政治的思惑?あり)ことは言うまでもありません。
事務方のせめぎ合いがありましたが、最終的には木村市長と山本前知事との直接交渉で-18mに決着したものです。 
それはともかく、このたびの港湾計画改訂(平成26年3月)において、徳山地区が-18mの大水深化を確保したことで、実際に投資効果(周南地区の経済波及効果)のある、徳山・新南陽地区から先行整備されれば、事実上のファーストポートとして強大な効果を発揮できることでしょう。
贔屓の引き倒しはしたくないが敢えて、これからの木村市長の「ふるさと周南を絶対に守る」強い信念に裏打ちされた行動に期待したいもの。

プロフィール

かねしげはじめ

Author:かねしげはじめ
周南市議会議員3期目
(旧新南陽通算9期)

新誠会代表
企画総務委員会委員
議会運営委員会委員

連絡先
周南市米光379-5
電話 67-2303

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