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陳情にちょっと待って

昨日の議会で「(仮称)学び交流プラザにおける図書館設置に関する陳情書」が上程されました。
私は本会議でこの陳情書が委員会に付託される前に議事進行発言を求め、この陳情書の内容確認をしてほしいと要望しました。
その理由は以下の通りです。

陳情書には5435人の署名簿が添えられています。
陳情の代表である山本邦子氏はこの署名者数を根拠に「絶対無視してはならない市民の声だ」と陳情の正当性を強く主張しているわけです。

しかし、良く読むと署名を求める(集める)ために用いた趣意内容(要請項目)と、陳情書にある陳情項目の内容が異なっています。
端的にいえば白い看板で署名を求めて、当局に陳情するときには白みがかった鼠色の看板に掛け替えて提出されたということになります。
はたして「署名者(5435人)の意思を正確に伝える陳情である」と受け止めるには少々疑義がある、ということです。

議会運営委員会で協議をしました。
結論は提出者(山本邦子氏、彼女は署名を集めた当事者です)に事実確認を求め、再度取り扱いを協議しようと言うことで、議長預かりとなりました。

協議の席で委員外委員(正式な議会運営委員会の委員ではないため、会議に諮って質問の許可を得る必要がある議員)の島津幸男氏が発言を求め、「陳情者は市民であり、いわば素人。陳情の趣旨がわかっているのだから柔軟に」と言いました。

しかし、事実が明らかになった以上素人だから相応にしてはどうか、と言うわけにはいきません。
そもそも、5435人の署名者は同一の陳情意思であるということが、陳情の正当性と重要度の根拠になっています。
ひょっとして署名者の中からこの事実を知った時「私は署名を求める時の趣意と異なる陳情内容で了解したわけではない。」と、異議が出るかもわかりません。ここは可能な限り正確をきすことでしょう。

敢えて言えば、代議制で成る市議会は、直接市民から請願や陳情が提出された時、これを慎重に取り扱い、いかに市民意思を判断するか、が求められる責任です。
いづれにしても、一部の図書館を利用する既得権団体が、日常的に図書館を利用する、しないを問わず不特定多数の市民を引き込んで行政に不服を申し立てる構図です。

一見、市民参画を装っているようですが、どうもしっくりきません。
まだまだこれからどう展開するか、議会は冷静に対応しなければなりません。
さして目くじらを立てるまでもありませんが、この陳情書を審査する委員会の委員長は本人、妻、長男、嫁、孫2人(幼児)とともに署名者に加わっていますが・・。

プロフィール

かねしげはじめ

Author:かねしげはじめ
周南市議会議員3期目
(旧新南陽通算9期)

新誠会代表
企画総務委員会委員
議会運営委員会委員

連絡先
周南市米光379-5
電話 67-2303

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