スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

住民ニーズは正義?

時刻は23時30分を回った。議会全員協議会がやっと終わる。
13時30分スタートだったから、実に10時間の長丁場。

5月25日、市長交代による重要な政策の見直しを明らかにして約5カ月、行政内部はかなりハードな作業を強いられたことであろう。

本日の議題はまず「学び交流プラザ」建設の扱いである。
これは、当初から基本構想段階では組み込まれていた武道館施設が、木村市長によって基本設計から外された。

「学び交流プラザには武道場は造らない。財政運営が厳しさを増す現状から建設コストがかかりすぎる。公共施設の有効利用の観点から富田中学校の武道場を使ってほしい。」
公表されるやいなや「受け入れられない」と、市長の翻意を迫る利用者団体の相次ぐ陳情や請願、地域審議会の意見具申、議会の要望決議へと拡大していった。

本日その判断が注目された。
「武道場を整備する。二元代表制をとる地方自治に在って議会の要望決議を深く受け止め熟慮を重ねた。事業費は増えるが市民に納得される施設にしたい」と方針変換の経緯を説明した。
現実的対応と言う政治判断に賛意を表したい。

翻れば、市長はこれまで厳しい財政運営を根拠に、説明もろくにしない観念論とも青臭い書生論ともわからない持論を振りかざして武道場の併設を頑なに拒んでいた。
さればここに至って、「住民の声を聞いて政治をやる」ことに方向転換したのだろうか。
しかしよくよく言っておきたい「住民の声に左右される理念のない政治はポピュリズムに陥りますよ」と。

あえて言えば、住民の声を聞いて何を選択するのか、理念は何か。
政策はあくまで手段であり、目的は理想である市民福祉の実現であるとすれば、政治における正義をどう具体化するのか、議会との議論こそがその根幹であろう。
かく言うものの議会を政策議論のできる場にすることが急務である。

プロフィール

かねしげはじめ

Author:かねしげはじめ
周南市議会議員3期目
(旧新南陽通算9期)

新誠会代表
企画総務委員会委員
議会運営委員会委員

連絡先
周南市米光379-5
電話 67-2303

最新記事

月別アーカイブ

リンク

このブログをリンクに追加する

検索フォーム

QRコード

QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。