スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

学び交流プラザとは?

一昨日「新南陽武道館」利用者団体から実情と要望を聞く会合に出席した。
その背景は、市が8月24日、これまで基本構想で明らかにしていた学び交流プラザの基本設計案から武道場が外されたことに端を発し、多くの利用関係者から再考を求める声が上がった。

周知のとおり、この建設計画は既に3月議会で、基本構想に基づく基本設計、そして実施設計と進めるための費用は新年度当初予算で議会の議決を得ている。
ところが突然の内容変更である。
その理由が、概算事業費が30億円を超えてしまう(35から36億円)からだというもの。

改めて言うまでもないが、当初予算とは自治体の1年間の仕事の計画をお金で表したものである。
それを住民の代表である議会が議決したと言うことは、住民が決めたということであり、市長はこれを執行する責任がある。

それを突然、相談もなしに変えてしまうとなればそれ相応の説明する義務が伴う。
だから、市議会は9月22日、関係団体から提出された陳情3件を採択、さらに市側に対して「要望決議」を議決した。
その概要は
1.突然の主要な機能変更は市民に納得は得られない。議論を尽くし、説明責任を果たすこと
2.武道場の基本設計からの削除はこれまでの市民へのせつめいに反している。武道場の確保をされたい。
3.アリーナの観覧席の3方面577㎡から1方面220㎡の大幅縮小はアリーナ機能を損なうため、競技スペースを含め必要数を確保すること。
4.概算事業費へのこだわりが施設本来の機能を損なう「市民が本当に必要としているものは何か」の視点で再考されたい。
以上である。

彼ら利用者団体は「陳情が採択され、議会も要望決議を議決した。それでも市長は聞く耳を持たない。このうえはどうすればいいのだろう。居ても立ってもおれない。」と切実に訴えておられる。
私は「議会の議決を一顧だにしないということであれば、それ相応の政治責任を問われるが、その覚悟はあるのだろうか」と投げかけた。

ある書物から引用する。
“世に「箱モノづくり」と批判される施設が多くあることを見聞きする。
建物は目に見える形でできるし、残る。

そして利害関係者からの要望も多い。
首長や議員としては分かりやすい選挙公約、且つ、自分の実績を宣伝する格好の材料になる。
また、つくることで目的が果たされかのような錯覚を与える。

さらにはハコモノを維持し、目的に沿った機能を発揮してゆくためにはお金がいる。
建物にかかるお金ほどに運営維持費は関心を引かない。
中身の充実に手を抜いて、結局「ハコモノ」事態が無用の長物になってしまう。”
とあるが、まことにその通り。

翻って「学び交流プラザ」は周南市民にとって、生涯学習の拠点施設であることが目的である。
木村市長は間違っても単なる箱モノだとは考えていないだろうが、どうもハコをつくることが第一の目的なってしまい、肝心のハタラキ(機能)はそっちのけのように映る。

市民が本当に必要な施設を市民の負担でつくり、将来にわたって永く用いられることが本来の施設であるはず。
利用する市民の意見を聞かず見た目に立派なものをつくっても、まったく使い勝手の悪いものになっている例はいくらでもある。

市長は「近い将来間違いなく人口減になる。合併の支援措置がなくなる。これからの財政運営は厳しさを増す。将来の世代に負担を残さないように、理解をお願いする」この一点張りで何ら再考の余地を示さないし、知恵を出そうとしない。

敢えて言えば、必要なお金を自分の懐から出すわけでもないし、永い将来にわたって責任を持てるわけでもない。
「理解をしてくれ」と言い、自分流の青臭い書生論を押し付ける市長の政治感覚はいかがなものか。

プロフィール

かねしげはじめ

Author:かねしげはじめ
周南市議会議員3期目
(旧新南陽通算9期)

新誠会代表
企画総務委員会委員
議会運営委員会委員

連絡先
周南市米光379-5
電話 67-2303

最新記事

月別アーカイブ

リンク

このブログをリンクに追加する

検索フォーム

QRコード

QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。