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前途はけわし

「さっそく公約を破ったじゃないか」木村新市長の所信表明をCATVで見た市民が私に噛みついた。
徳山駅周辺整備の見直しを掲げ、市民に信を問う先の市長選挙であったからいきなり「これは無理です」と言われたんじゃ「どうなっとる」と言いたくなるわけだ。

今回問題になっている総額68億円(そのうち約65.5億円が市側の負担)の徳山駅周辺整備事業とは今年1月6日に徳山駅南北自由通路整備及び徳山駅橋上化工事を西日本旅客鉄道株式会社に委託する工事協定を締結したもので、期間は平成22年度か26年度までの整備計画である。

島津元市長が「木村君ではできないよ」つまり、駅ビルの建て替えは徳山駅周辺整備事業としてJR西日本との契約の中に組み入れてあり、今更見直しは困難なのだということを示唆していたわけである。

以下に3月10日の徳山駅周辺整備対策特別委員会での担当課長の説明を抜粋する.
「JRはことしの夏ごろ現場に着手し、平成24年度に本体工事に着手する予定で進めるが、平成23年度は引き続き南北自由通路等の実施設計を進めるとともに、本体工事に着手するため準備工事を行う。具体的には、工事ヤードを確保するための軌道撤去工事や支障設備の撤去、線路上空を施工するための電線の移設など。
そのほか、ホームの上の支障設備の移設・撤去、列車の停止位置の変更とそれに伴うホームのかさ上げなど。

市は引き続き南口駅前広場の実施設計及び用地測量、駅ビル等の調査を進めるとともに、新駅ビルや駐車場・駐輪場について検討を行う。
また、事業を円滑に進めるため、関係機関、商店街、地元自治会や関係地権者への事業説明を行っていく。
 
事業は実施段階に入りましたが、年度ごとにJRと協定を結び工事を進めていく。
市としては、工事内容・工程等を十分把握し、工事管理を行いながら年度協定を締結したいと考えている。
また、引き続き事業費の縮減、透明性の確保について努力してゆきたいと考えておる。」
ということである。

しかし、この工事契約期間(22~26年度)では平成26年度分の工事が約10億円残ることになっており、当然合併特例債は充当期間が切れてしまっているので財源の確保は一般公共事業債に頼ることになる。
これが事実であるが、「もっと少ない予算で次世代型の緑豊かな中心市街地の実現を」と意気込む木村新市長の手腕を問われる場面は、さらにその後に続く27年度以降にかかる駅ビルの建て替え、南北駅前広場の整備等になお多くの課題が待ち構えており、予断を許さない。

これは余談だが
そもそもJR西日本の真の狙いは徳山駅の管理一元化である。
そのためには橋上駅舎やアクセス通路が必要になる。
しかし現状では博多や京都のようにJR西日本自らというわけにはいかない。

そこで旧徳山市が平成11年度策定した「中心市街地活性化基本計画」が大義名分になる。
この基本計画は合併協議により新市建設計画で徳山駅周辺整備事業というリーディングプロジェクトに位置付けられた。
周南市に代わって紆余曲折はあったが、一応平成21年12月に基本計画ができた。
その内容は総額130億円かけて徳山駅周辺整備をするというもので、南北駅前広場の整備、南北自由通路の新設、駅ビル建て替え等である。

どうして、いの一番に8m幅の南北自由通路が必要なのか、次いで橋上駅舎建設なのか、疑問に思うだろうがこれが26年度までの整備計画である。

そして木村新市長の訴えていた「駅ビルは解体しないでリニューアルを」というわけにはいかないのである。
なぜなら橋上駅舎の建設は現在の駅ビルを建て替えることを前提にした移転補償であり、市側が全面負担でこれを整備するという事実である。

さらにはこれらはすべて中心市街地活性化に必要な施策であるという周南市側の都合であり、JR側はあくまで受け身の立場になりこれが負担を免れ、営業施設としての新装徳山駅の完結、というわけである。

プロフィール

かねしげはじめ

Author:かねしげはじめ
周南市議会議員3期目
(旧新南陽通算9期)

新誠会代表
企画総務委員会委員
議会運営委員会委員

連絡先
周南市米光379-5
電話 67-2303

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