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何じゃこれは!

「言挙(ことあ)げ」創刊号を手にした時、ちょっと正統なタウン誌かなと期待してみた。
月刊とあるから12月を楽しみにしていたのに、あにはからんや、いきなりヨタ記事のオンパレード。何じゃこれは????
最近、国も地方も「言論の自由」の意識的あるいは無意識的暴走、あるいは「政治的詐欺」だと思われかねない事象が目立つが、これもこの類か。

まずは「周南市の負債は800億円を超え、来年度は25億円の赤字予算が見込まれる」と、センセーショナルな文字を並べて行政非難。
正解は、平成27年12月時点で市債総額は893億円の見込みだが、そのうち国の財政支援分が522億円(合併特例債:国が後から70%交付税で補てん、臨時財政対策債:国が後から全額交付税で補てん)である。
通常債と言う市債の実質負担額は371億円である。詳しくは市広報2015.11.15号を参照あれ(平成26年度決算報告)。

そして、「来年度は25億円の赤字予算が見込まれる」と言うが、どういう意味か。
これも新年度見込む事業の概算額を合計した時、25億円の歳入不足が見込まれると言うだけのこと。
当然、当初の予算編成で収支均衡になるよう予算査定等で調整する。
それでも必要な事業であれば、不足する財源は財政調整基金等を取り崩す手法がとられる。
今一つは「佐賀県武雄市の図書館は指定業者に2億円の委託費云々」と訳知りに書いているが、事実は1.1億円である。

いかがか?あたかも「税金の無駄遣いだ」と煽ってはみるが、何を知ったかぶりをしているのやら。
いつものパターンだが、金の話に引き込めば市民は食いつくとでも。
どうにも間の抜けたことである。
ほんとうは、二階から一階に下りてわざわざ取り合いたくもないのだが、敢えて親切に蘊蓄を。

さてさて、言論の自由が民主主義にとって重要であることは言をまたない。
けれども、その衣を被り事実の意図的誤認や曲解を周知し、扇動による利己目的の実現が画策されたとすれば、「振り込み詐欺」や「オーム真理教事件」の政治版だと言わざるを得まい。
 
さらに、自由には責任が伴い、無責任な言論は利己的な「扇動」と堕し、「政治的テロ」に豹変しかねず、ひいては民主主義の根底を揺るがしかねない危険性を孕むものでもある。
仮にそれらの行為が意図的なものであれば、責任問題は馬の耳に念仏。
ならば我らは自らの手で防ぐほかない。

「新徳山駅ビルは建て替えなくても公園にしておけばよし。駅前に賑わいなどいらない」と、対案も示さず、将来への責任も一顧だにせず、利己目的のみに固執して住民投票を煽るのもこの類。

とにもかくにも軽々に付和雷同せず「情動」を慎み、「自分の目で見て」、「自分の耳で聞き」、「自分の頭で考え」、「自分の口で話すこと」である。
本来、民主主義社会や政治はそうした「市民」の存在を大前提としている。それが欠ければ、容易に「衆愚政治」に変わってしまうと言うことを心しよう。
周南市の状況を顧みて、改めて肝に銘じているところである。

プロフィール

かねしげはじめ

Author:かねしげはじめ
周南市議会議員3期目
(旧新南陽通算9期)

新誠会代表
企画総務委員会委員
議会運営委員会委員

連絡先
周南市米光379-5
電話 67-2303

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